2015年5月19日、長期休養中だったフィギュアスケートの浅田真央（24）が1年ぶりに現役続行を表明したことについて、中韓両国のネットユーザーからは「精神力の強さ」を賞賛するコメントが多く寄せられたものの、「わざわざつらい人生を選んだ」決断を心配する声も聞かれた。

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浅田選手は2014年2月のソチ五輪で6位に終わったのち、3月の世界選手権では3回目の優勝を果たしたが、シーズン終了後の5月に、「自分の体と気持ちを少し休めたい」と休養を表明。その後は現役を続けるか、引退するかについては「ハーフハーフ」と答えていたが、今月に入って練習を再開し、去就が注目されていた。

浅田選手は18日の会見で、「ソチ五輪のシーズンが終わったあとはスケートをやめる気持ちが強かったが、時がたつにつて自然と試合が恋しくなり、演技ができた達成感を感じたい、試合に出たいと思い始めた。今は100％復帰するつもりでやっている。今は去年の世界選手権の頃のレベルまで戻すことを目標に突き進みたい」と述べた。

中国のネットユーザーからは、「真央ちゃんが帰ってきた！」「永遠に応援するよ」「勇気ある真央ちゃんの決断に拍手！頑張って！」と励ましのコメントが相次いだ。また、浅田選手のライバルだったキム・ヨナを擁する韓国のネットユーザーからは、「真央ちゃんの精神力はすごい！」「真央ちゃんがいたからヨナが強くなれた。影響されてヨナも復帰するんじゃないか？」と賞賛の言葉が続く一方で、「真央ちゃんのフィギュアへの情熱はヨナよりも上だが、ベテラン選手が復帰したからといって、審査員が加点してくれるわけでもない」「何でわざわざつらい人生を選ぶ？もう若くないのに…」と復帰を不安視する声も聞かれた。（編集/KO）