2015年5月17日、韓国・聯合ニュースによると、韓国のサイバー外交使節団VANKと、独島（日本名：竹島）を行政区域とする慶尚北道は16日、ソウル歴史博物館で、第4期デジタル独島外交大使の発足式を行った。

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式には、デジタル独島外交大使に委嘱された学生101人が参加。独島や日本の歴史に関連するUGC（ネットユーザーによって制作されたコンテンツ）を、フェイスブックやツイッターなどのSNSを通じて世界に発信する予定だという。

シン・スンシク慶尚北道独島政策官は、「日本は歪曲（わいきょく）した歴史を次世代に伝え、米国の政治家たちにロビー活動を行い、日本の帝国主義復活を正当化しようとしている」とした上で、「韓国の若者たちが、歪曲された世界の見解を正すきっかけを作ってほしい」と話した。

これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「UGCを使うなんて奇抜なアイディア！独島は絶対に韓国の領土！！」

「日本は政府が先頭に立ち、多額の金をかけて広報しているのに、韓国は民間団体に任せるんだね。親日政府にはもう何も期待しない」

「政府よりも学生の方が素晴らしい。学生たちを見習って、韓国政府も独島に関心を持ってほしい！」

「韓国政府は、独島を守ることよりも、日本人観光客数を増やすことに一生懸命。だから独島問題には触れないようにしているんだ」

「韓国には5000年の悠久の歴史があるというのに、なぜ日本に侵略された36年間だけをしつこく取り上げる？それよりも朝鮮戦争の時の中国やロシア、北朝鮮の方がもっとひどかった。政府は日本ではなく、中国やロシアと、戦争被害や慰安婦被害の補償問題について協議するべきだ」（翻訳・編集/堂本）