日中間にはもう「嫌悪」しか存在しないのか―中国メディア

Record China    2015年5月15日(金) 7時30分

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13日、「日本人の93%が中国を嫌っている」という調査結果が中国のネット上で取り沙汰されている。日本と中国の間にはもう嫌悪しか存在しないのか。

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2015年5月13日、新華網によると、「日本人の93%が中国に良くない印象を持っている」という日中共同で行われた調査結果が中国のネット上で取り沙汰されている。また、日本政府は戦争賛美ととられかねない産業遺産などの世界文化遺産登録を進めている。日本と中国の間にはもう嫌悪しか存在しないのか。

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日本の社会や実際の生活をよく知れば、大部分の日本の人々が中国人に偏見など持っていないことがわかるし、日本を訪れた中国人観光客も日本人に対するイメージが覆っている。歴史問題などさまざまな要因が絡み合っており、好感と反感という二元論的な考え方はそぐわない。

2014年には、中国残留孤児が養父母に感謝する記念碑を鹿児島に建立し、「日中両国の永久の絆になる」と期待の声が上がった。1972年の国交正常化で残留孤児の多くは日本に帰国したが、その多くは帰国後も中国の養父母との間で連絡を絶やしていない。

中国人は日本に対してどのような態度をとるべきか。一部だけを見てすべてを否定すべきではないだろう。軍国主義の行為と日本の一般の人々を分け、客観的に見据えなければならない。

中国人にとっては抗日戦争勝利から70年、日本人にとっても軍国主義終結から70年を迎える今年は、両国民にとっても重要は節目になる。互いが正面から理解しあい、誠実かつ平和的に接することが期待される。(翻訳・編集/岡田)

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