2015年5月13日、韓国・聯合ニュースによると、経済協力開発機構（OECD）が世界76の国と地域を対象に行った学習到達度調査で、韓国が3位に入った。OECDが3年に一度実施する国際学習到達度調査（PISA）よりも対象地域を広げ、数学と科学の学力を調査したところ、1位のシンガポールに次いで香港、4位に日本、5位に台湾が入り、アジア各国が1〜5位を独占した。ドイツは13位、英国は20位、米国は28位だった。

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OECDのアンドレアス・シュライヒャー教育局長はこの結果について、「アジア地域の教室では、徹底して集中的な教育がなされている」とし、「教育の場に才能ある教師が配置されており、すべての生徒が良い教師に出会えている」と語った。また、教育水準は各国・地域が将来的に富を築く強力な手段になり得るとして、教育の重要性を強調した。

これについて、韓国のネットユーザーからはさまざまなコメントが寄せられている。

「この調査で1位になったら幸せになれるのかな？」

「え？みんな学習塾に通ってるのに、3位なの？」

「睡眠時間を5時間削って毎日勉強ばっかりしてるのに、やっと3位？時間だけで言ったら、韓国は宇宙で一番勉強してるんじゃないか？教育システムの問題だ」

「上位5カ国の共通点：幸福度が世界で最下位圏」

「どういう根拠の順位？マシーンみたいなサラリーマンを量産する順位じゃないか？精神的にダメにして薄っぺらな知識を覚えさせるのが教育なのか？」

「学習到達度はアジア圏が独占、先進国はヨーロッパ圏が独占」

「学習到達度が3位だからって何になる？韓国の若者の幸福度は各国の中で最下位だって話だ。それで勉強ができなくてどうするんだ？幸せになれないのに、勉強に何の意味があるのか」

「シンガポールはなぜ1位か知ってる？小学校のときから、勉強で後れを取ったら人生どん底。そして一度どん底に落ちたら終わり。職業も選べないし、単純労働で一生を送らなければならない」

「どこかの有名な哲学者が言ってた。国がダメになる原因は、IQが高い人ではなく、勉強ができるやつらがリーダーになるからだって」

「学習塾の力だね。親の心掛けもある。そして、生徒の努力」

「学校の先生が有能だから子どもたちができるって？笑えるね！親が通わせる塾で、命を懸けて教えてるんだ」（翻訳・編集/和氣）