2015年5月12日、韓国・聯合ニュースによると、今年に入り日本を訪れる中国人観光客が急増し、3月には前年同月比で183．7％に上った。韓国内では「これまで韓国を選んでいた中国人客の足が日本に向いてしまったのでは」との懸念の声が挙がっている。

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日本政府観光局（JNTO）の発表によると、日本を訪れる外国人観光客は、2013年まで長年、韓国人が1位を占めていたが、3月の訪日中国人客数は33万8200人で、同月の韓国人客数の26万8200人を大きく上回った。記事は、これまで反日感情が影響し訪日中国人は多くなかったが、最近の円安傾向により、反日感情に敏感でない若い世代の女性を中心にショッピング観光客が増えている、としている。

韓国の旅行業界関係者は「韓国と日本は中国と地理的に近く、『ショッピング観光』という旅行の目的も似ているため、競合せざるを得ない」とし、「円安が進めば、韓国観光市場からの中国人離れが急速に進むだろう」と語っている。

これについて、韓国のネットユーザーからはさまざまなコメントが寄せられている。

「（韓国には）見るものがない。その上ぼったくり、不親切、物価高なんて評判が出てるんだから、誰も来ないよ」

「韓国はソウルだけ見たら終わり。日本には東京、大阪、北海道、九州、沖縄と、行く所が結構ある。韓国商品の開発もしないで、いつまで中国人を当てにするつもり？」

「500年間を無駄に過ごした韓国に、見る物はないよね？」

「日本の方が質的にはるかに勝ってるということでは？韓国には安値目当てで来るやつらばかりだ」

「円安だから当然みんな行くだろう」

「中国人だけでなく、韓国人だって旅先に日本を選ぶはず。一度日本に行ってみたら、忘れられなくなる。町は清潔で落ち着きがあって、控えめで親切な人たち。円安でも食事代は韓国とほとんど変わらないけど、スーパーの商品は韓国よりはるかに安くて質がいい」

「一度日本に行ってみると、韓国がごみに見える」

「日本に行く中国人はリアルに観光をしに、韓国に来る中国人はショッピングをしに来る」

「空港のタクシーからぼったくりに遭うような国に、また来たいと思う？」

「韓国は『全盛期は一時だけ』という意識のせいで国全体がダメになりそうだ。今稼がずにいつ稼ぐんだ？という考え方で、まるで今日しか商売しないようなやり方。国会議員から公務員、末端に至るまで、今この瞬間だけに夢中になっているから、長期的なビジョンなんて生まれるわけがない」

「国内より日本を旅行した方が楽しいし安く済みそう」（翻訳・編集/和氣）