Record China 2015年5月13日(水) 11時19分
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11日、中国民用航空局のウェブサイトによると、韓国アシアナ航空の乗客が勝手に非常口を開けた事件で、吉林省延吉市人民法院で初公判が行われた。乗客が非常口を開ける事件が今年に入りすでに12件も起きている。
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2015年5月11日、中国民用航空局のウェブサイトによると、韓国アシアナ航空の乗客が勝手に非常口を開けた事件で、吉林省延吉市人民法院で初公判が行われた。人民網が伝えた。
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2月12日、吉林省の延吉空港で韓国仁川行きのアシアナ機に搭乗した容疑者は滑走路走行中に座席横の非常口を勝手に開け、脱出用の滑り台が作動した。このため、同機は4時間の遅延を余儀なくされ、経済損失は3万4000元(約65万円)に上り、延吉空港は大きな被害を被った。
2月21日、延吉空港公安局は同事件を立件し、3月5日、危険方法危害公共安全罪(危険な方法で公共の安全に危害を与えた罪)で容疑者を逮捕、3月13日に起訴した。
中国では飛行機の乗客によるトラブルが相次いでいる。民航公安部の統計によると、今年1月から昆明、重慶、フフホト、南京、延吉、長春、深セン、ウルムチ、鄭州などの地域で、乗客が非常口を開ける事件がすでに12件も起きている。
専門家によると、中国の「民用航空安全保衛条例」第16条及び第25条において、非常口を勝手に開ける行為は禁止されており、「治安管理処罰法」に基づき罰せられる。また、「刑法」に抵触する可能性もあり、損害に対し賠償責任が課せられる。(翻訳・編集/霧島)
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