2015年5月7日（現地時間）、テニスのマドリード・オープンは男子シングルス3回戦を行い、錦織圭がスペインのロベルト・バウティスタにストレートで快勝、ベスト8進出を決めた。前回大会で準優勝まで勝ち進んだ錦織は、準々決勝でスペインのダビド・フェレールと対戦する。

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錦織選手の目覚ましい活躍で、日本ではにわかにテニスが熱い注目を浴びるようになったが、隣国の中国からも熱視線を送るファンが少なくない模様だ。中国版ツイッター・微博には、早々に錦織選手の公式アカウントも設けられており、4万人超のファンを抱えているのだ。

今回の会心の試合結果にも、「圭圭、ほんとによくやったよ」「圭はやればやるほど強くなる！」「中国にはいつ、こんな名選手が誕生するだろう？ほんとすごいよ！！！」などの声が寄せられており、中には「錦織は4強に入ると思う」「今大会は錦織が優勝すればいいのに！」「アジア人に再び栄冠を」と、さらなる快進撃を願う意見が飛んだ。

日本の若手アスリートにはこのように、中国で人気を集める例が少なくない。卓球の福原愛選手、フィギュアスケートの羽生結弦選手や体操の加藤凌平選手などがその代表例だ。国際舞台で活躍し、アスリートとしても一流だが、品行方正で人としても成熟している。ファンの羨望と尊敬を一身に集める存在に対して、憧れの気持ちが強いように見受けられる。（翻訳・編集/愛玉）