ジャッキー・チェンが薬物撲滅大使に、大麻騒動の息子と「親子就任」ならず―シンガポール

Record China    2015年5月8日(金) 11時5分

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7日、アクションスターのジャッキー・チェンが、シンガポール中央粛毒局の薬物撲滅大使に就任した。写真はジャッキー・チェン。

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2015年5月7日、アクションスターのジャッキー・チェン(成龍)が、シンガポール中央粛毒局(Central Narcotics Bureau)の薬物撲滅大使に就任した。聯合早報が伝えた。

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昨夏から今年にかけて、息子で俳優のジェイシー・チャン(房祖名)の大麻騒動が話題に。そのジャッキー・チェンがシンガポール中央粛毒局の薬物撲滅大使に起用され、7日に会見を行った。

ジャッキーによると、息子の逮捕で一家が薬物の被害者となり、さらに世間を騒がせた。このため薬物撲滅大使を務めることは、自身にとって大きな責任だという。なお、ジャッキーは2009年、中国でも薬物撲滅大使に起用されている。

今年2月、息子ジェイシーの出所時には、「自分の経験を人のために生かすべく、いずれは薬物撲滅大使になってもらいたい」と語っていたジャッキー。今回、親子で就任を考えなかったのか聞かれると、「彼は家にこもって曲作りに専念している。就任したい気持ちはあっても、メディアの前に姿を見せる勇気はまだないだろう」と話している。

ジャッキーによると、かつて父親から「ギャンブル」「薬物」は絶対禁止とされていた。残念ながら「ギャンブル」の戒めは破ってしまったが、「薬物」については教えを守り続けた。17歳の時、友達から薬物の売買に誘われたが、「勇気をもって拒否した」と明かしている。(翻訳・編集/Mathilda

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