2015年5月3日、韓国紙・中央日報によると、大韓貿易投資振興公社（KOTRA）と韓国文化産業交流財団は同日、「2014年韓流経済効果研究」レポートを発表した。4日付で中国メディア・星球網が伝えた。

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韓国アイドルグループEXO（エクソ）、人気ドラマ「星から来たあなた」などが中華圏で人気だが、レポートによると、14年の韓流による経済効果は12兆5598億ウォン（約1兆3800億円）に上り、サムスンのスマートフォン「Galaxy S6」を1464万台売り上げたことに匹敵するという（32GB版の中国国内価格を基準に算出）。

韓流の経済効果は、2011年には11兆1224億ウォン（約1兆2200億円）、2012年は11兆3535億ウォン（約1兆2500億円）、2013年は12兆375億ウォン（約1兆3200億円）と年々増加傾向にある。経済効果を業界別にみると、ゲーム業が2兆2476億ウォン（約2500億円）、旅行業が2兆1068億ウォン（約2300億円）、食品飲料業が1兆8188億ウォン（約2000億円）となっているほか、韓流は10万2226人の雇用も生み出している。

また、29カ国7216人の韓流消費者にアンケート調査を行ったところ、韓流ブームが急成長している国はベトナム、マレーシア、ミャンマーなどで、韓流ブームが衰退している国はイラン、インド、日本という結果になった。（翻訳・編集/霧島）