金第1書記のロシア訪問中止の背景に、国内情勢が不安定との見方も「彼が権力と支配力を示せるのは北朝鮮だけ」「国のために節約すべき」―米国ネット

Record China    2015年5月2日(土) 21時6分

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1日、AFP通信は、北朝鮮の金正恩第1書記がロシア訪問を中止したことをめぐり、専門家からは北朝鮮国内の不安定な情勢が背景にあるとの見方が出ていると報じた。この報道に、米国のネットユーザーがコメントを寄せている。写真は平壌。

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2015年5月1日、AFP通信は、北朝鮮金正恩第1書記がロシア訪問を中止したことをめぐり、専門家からは北朝鮮国内の不安定な情勢が背景にあるとの見方が出ていると報じた。この報道に、米国のネットユーザーがコメントを寄せている。

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AFP通信の報道によると、北朝鮮の金正恩第1書記が、来週、ロシアで行われる戦勝70周年式典への出席を取りやめたことについて、専門家からは北朝鮮国内の不安定な情勢が背景にあるとの見方が出ている。ロシア大統領報道官は、金第1書記がロシア訪問を見送った理由は「北朝鮮の国内事情のため」と述べているが、詳細については説明していない。金第1書記の初外遊先となることから、ロシア訪問の実現に注目が集まっていた。訪問を見送った理由について、金第1書記が外遊できるほど政権が安定していないのではないかとの見方が出ているという。だが、ある北朝鮮の専門家は、金政権のイメージに対して慎重であり防御的であるためだろうと分析している。金第1書記はロシア訪問を希望していただろうが、ロシアでは国内のようなメディア規制がされていないことを懸念して、訪問を取りやめた可能性を指摘している。また、ロシア訪問が取りやめになったことで、専門家の多くは、金第1書記の初外遊先は中国になるだろうと見ている。

この報道に、米国のネットユーザーがコメントを寄せている。

「それで良かったよ。自国のためにお金を節約した方がいいよ」

「イメージコントロールだね。彼はプーチン大統領のような悪党と一緒にいるところを見られたくないんだな」

「彼が権力と支配力を示せるのは北朝鮮だけだ。国外に出れば、彼も彼の政権も何の力も持っていない」

「ロシアでは西側からの経済制裁のせいで、金氏の髪の毛を整えるジェルが提供できないんだろう」

「彼はプーチンを信用していないのかもしれないね」

「帰国して自分の仕事がなくなってしまうかもしれないのが怖かったんだろうね」

「モスクワまで飛べる飛行機がなかった可能性が高いよ」(翻訳・編集/蘆田)

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