2015年4月30日、韓国・聯合ニュースによると、5月1日から始まる中国の労働節（メーデー）の3連休中に韓国を訪れる中国人観光客は10万人と予測され、日本への観光客はこれより多くなる見込みだという。

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今年2月の春節に日本を訪れ電化製品などを「爆買い」した中国人観光客は45万人で、同期間の韓国訪問客数の約4倍に上った。3月には訪日中国人は33万人となり、それまで1、2位を占めていた台湾や韓国を軽く追い抜いた。

中国最大の旅行サイトの調査では、日本を行ってみたい旅先とした回答は最も多く60％。歴史的な反感をよそに、円安も影響し経済的な理由から日本を選ぶ中国人観光客は今後も増えるとみられ、韓国の観光業界に脅威となっている。

これについて、韓国のネットユーザーからは次のようなコメントが寄せられている。

「僕でも日本に旅行する」

「円安の影響が大きい。去年までは中国人が行きたい場所の1位はソウルだった」

「韓国の『一発屋精神』のせいで観光産業もダメになるのか。不親切なもてなしに、ぼったくり…。切ない」

「自分が住んでるからかもしれないけど、戦争や急激な産業化のせいか、韓国には見るべきものがないと思う」

「差別化された観光コンテンツを作ろうと考えるべきでは？ただ『脅威』と言うだけじゃ、何も変わらない」

「日本に行く中国人ではなく、韓国に来る中国人観光客に気を使うべき。自国のことを棚に上げて他国のことに神経をとがらせるなんて。メディアが先頭に立って改めるべきなのに、情けない」

「日本がどんなに悪いことをしても、歴史を曲げても、みんな日本製品を使って日本を旅行するんだなあ」（翻訳・編集/和氣）