中国への日本人観光客を招致しようと、中国観光局と北京市旅遊発展委員会が5月13日に、東京で北京観光資源説明会・展示会を開催する。中国と日本両国の観光、文化事業の交流推進を目的としたもので、中国の音楽・絵画の紹介、北京観光案内、観光ビデオ上映などのほか、抽選会も行われ、北京への旅行券が当たる。参加者には記念品が配られる。

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2014年、日本への中国人訪問客は前年比83％増の約240万人と急増。今年に入っても大幅増が続いている。ところが中国への日本人訪問客は、同5．6％減少の271万人にとどまり低迷している。円安・人民元高が大きな要因だが、この間の日中関係の状況も背景になっている。

北京市旅遊発展委員会は「日中両国における人的な交流をさらに促進していきたい」と強調。今後日本政府の関係部門や旅行会社、地方自治体などを訪問して協力を求めるほか、観光プロモーション、セミナー、観光展示会などの開催やコンベンション誘致など様々な文化交流事業を展開する予定。

北京観光資源説明会・展示会のスケジュールは以下の通り。

日時：5月13日（水） 午前9時30分〜11時15分

場所：ザ・プリンスパークタワー東京（東京都港区芝公園4−8−1）

参加申し込みは以下まで。

中国国家観光局日本代表部、北京市旅遊発展委員会代行機関

ASUKA・INTERNATIONAL（株）（電話03−6903−9315、FAX03−5249−4686）（取材・編集/SK）