Record China 2007年8月24日(金) 10時17分
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23日、中国の環境汚染をより深刻化させている一因に日本企業を含む外資系企業の関与があるとして、これらの企業に対し環境保護対策を強く求める中国メディアの報道があった。
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2007年8月23日、中国の環境汚染の一因となっている外資系企業名が公表され大きな反響をよんでいるとの報道があった。
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北京市にある「公衆と環境研究センター」が発表した「環境破壊企業ブラックリスト」の中に、外資系企業が90社にのぼることが判明。そのなかには、日本企業を含む世界の一流企業も含まれている。
ある欧州の有名飲料メーカーは甘粛省の飲料メーカーと合弁で工場を設立。汚水処理施設は造られず、すでに10年間工場排水はたれ流しのままだという。
環境破壊に関与している外資系企業の多くが日本や米国、欧州の一流企業で、自国では厳格な環境基準を守っているにもかかわらず、中国に進出したとたんに環境保護理念は忘れ去られていると指摘。
中国の環境保護レベルの低さは認めるが「郷に入れば郷に従え」とばかりに、世界的大企業が環境汚染について何の対策もとらないのは、中国を巨大な「ゴミ処理場」だと考えているに等しいとして、これら外資系企業の道徳心の欠如を批判している。(翻訳・編集/本郷智子)
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