Record China 2015年4月28日(火) 4時13分
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26日、北京青年報は、「日本へ行ったアパレル工場の女性工員が3年働いて家を買った」という記事が中国のインターネット上で話題を呼び、日本への出稼ぎに再び関心が寄せられていると報じた。写真は中国の住宅地。
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2015年4月26日、北京青年報は、「日本へ行ったアパレル工場の女性工員が3年働いて家を買った」という記事が中国のインターネット上で話題を呼び、日本への出稼ぎに再び関心が寄せられていると報じた。
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1987年に日本への技能実習生派遣を開始した北京のある仲介業者によると、この20年余で派遣した5000人のうち6割が女性だった。技能実習生は、日本では機械加工や水産加工、電子部品組立、縫製、溶接、石材加工、プラスチック成形、食品加工業など、ローエンドな生産現場で働くことが一般的だ。
だが、為替が下がり物価高の日本で、「3年働けば家を買える」という目標は実現が難しい。この業者が昨年派遣した実習生によると、日本では最低でも月に12万円、平均的には16〜18万円を稼ぐことができ、「3年で持ち帰ることができる金額は380万円(20万元)程度」だという。
この仲介業者は、日本派遣前の集合研修も行っており、日本の企業文化や社会習慣に合わせるため、靴を上履きに履き替えることやごみの分別、4種類のお辞儀の仕方まで教えている。
この話題について、中国のインターネット上にはさまざまな声が寄せられている。
「仮に自分がとても貧しく、日本へ行けば3年で20万元稼げるとしても、絶対に行かない。なぜなら日本人に頭を下げて稼いだ金だから。懐が寂しくても、骨まで貧しくはなりたくない」
「労働の対価として金を受け取って何がいけない。それが日本でだとしてもだ。日本へ行くのは売国奴だ、気骨のないやつだ、という論調には同意できない」
「3年でたった20万元?中国の大都市でもそれくらい稼げるだろ。まさか仲介業者がかなりの額を抜き取っているんじゃないだろうな」
「技能実習で日本へ行った同僚が間もなく帰国するけど、政治的な問題を抜きにすれば、日本人の民度はとても高いと言っていた。歩道はきれいに掃除されているし、人に会えばみな丁寧にお辞儀をするそうだ」
「娘が日本で働いているという友人によると、日本のドライバーは信号が赤に変わる前から停車し、後ろからクラクションを鳴らす人もいないそうだ。高速道路が空いていたので『もっとスピードを出せ』と言ったら、『ここは日本よ。中国だと思ってるの』と娘にたしなめられたという。『お前は中国人なんだからいずれ帰国するんだろ』と言ったら、『帰国したいけど、日本人の素養の高さを知ってしまったら戻れない。愛国とかそういうこととは関係ない』と娘に言われたそうだ」(翻訳・編集/柳川)
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