韓国の大気汚染物質、大部分は“韓国産”、ただ「中国に対する韓国人の意識を変えることは難しい」―中国メディア

Record China    2015年4月24日(金) 12時1分

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24日、韓国の大気汚染について、中国の科学情報ニュースメディア・奥創智能網は、「韓国政府のデータでは、汚染物質の大部分が“韓国国産”であると分かる」と伝えた。写真は韓国・ソウル。

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2015年4月24日、韓国の研究報告によると、大気汚染を引き起こす有害な微細物質が原因で、韓国では毎年約1万5000人が関連の疾病を罹患(りかん)し、最終的に命を落としている。韓国の汚染物質は中国から飛来していると考える韓国人が多く、大気汚染が原因で患う病気も中国の大気汚染が原因だとみる韓国人が少なくない。これに対し中国の科学情報ニュースメディア・奥創智能網は、「韓国政府のデータでは、汚染物質の大部分が“韓国国産”であると分かる」と伝えた。

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韓国の病院と大学は、ソウルに住む30歳以上の成人男女を対象に、2010年から研究を開始。有害な微細物質は呼吸器系や心臓、肺関連の疾病を引き起こしている。こうした疾病で命を落とす人は今後10年でさらに増加するという。

ソウル市民にインタビューすると、皆これらの有害物質が中国から飛来しているとみているが、韓国政府が先般発表したデータでは、微細な物質(韓国では100分の1ミリと定義)の30〜50%は海外から飛来し、50〜70%は国内で発生していると述べている。その主な原因が排気ガスや工場の排出物だという。

同データに報道では、「韓国政府のデータは中国に対する誤解を解くことができるが、韓国人に根付いた意識を変えるにはまだ長い時間が必要だ」と結んでいる。(翻訳・編集/内山)

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