2015年4月23日、韓国・聯合ニュースによると、円ウォン為替相場が約7年ぶりに最低値を記録し、韓国の観光・流通業界が窮地に立たされている。

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円安・ウォン高により、日本人観光客が減少しているだけでなく、韓国観光業界にとって「一番大切なお客様」である中国人観光客までも、旅行先に韓国より日本を選ぶ可能性が高くなった。

昨年の訪日中国人観光客は前年比83．3％増加。今年1〜2月は前年同期比99．2％増を記録した。春節（旧正月、今年は2月19日）の連休中の訪日中国人観光客の日本における消費額は60億元（1160億円）に達した。

また、日本を訪れる韓国人観光客も増加傾向にある。昨年の訪日韓国人観光客は約270万人で、過去最高を記録。今年に入ってからも増加の勢いは続いている。

これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「韓国に魅力があれば観光客は減らない。日本人や中国人にもっと親切にしよう！」

「日本はどうやって観光客を集めているんだ？韓国にも『見る価値のあるもの』を作るべき」

「正直、中国人は韓国に来なくていい。次に来る時は海外旅行のマナーを学んでからにして！」

「汚い道路を見ていると食欲がなくなる。これが中国人が日本を選ぶ理由だ」

「円安・ウォン高だから、買い物をしに日本に行く人も多いだろうけど、日本には観光地や楽しいスポットが多い。USJやディズニーランドのようなスポットを韓国にも作るべきだ」

「旅行する時は歴史問題なんかすっかり忘れてしまうんだね」

「こういう時、日本はさすがだと感じる。安倍首相がいくら『過去の歴史を謝罪しない』と叫んでも、関係ないようだ」

「悔しいけど、日本には歴史問題や領土問題を忘れさせるほどの魅力がある」（翻訳・編集/堂本）