一人っ子政策の成果を強調、次なる課題は高齢化社会対策

Record China    2007年8月22日(水) 16時38分

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中国国家人口計画生育委員会の張維慶主任は21日、中国の一人っ子政策は大きな成果を収めていると強調した。写真は「地球母さんはもう疲れたから多すぎる人口は無理だよ」と書かれた一人っ子政策宣伝のスローガン。

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2007年8月21日、中国計画生育協会の各省協会会長会議が遼寧省瀋陽市で開催された。席上、中国国家人口計画生育委員会の張維慶(チャン・ウェイチン)主任は、中国の一人っ子政策は大きな成果を収めていると強調した。

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張主任は、中国の一人っ子政策は約30年間に渡り続けられてきたが、1970年時点で5.8だった出生率は現在1.8にまで下げることに成功した、とその成果を強調した。

また、張主任は「人口増加の抑制と経済成長を同時に成し遂げたのは奇跡的な偉業である」と述べた。今後、中国は日本以上の速さで高齢化社会へ突入することが予測されているが、「高齢者人口が急増する前に社会体制を改善し、市民生活の向上を実現することが重要だ」とコメントした。(翻訳・編集/KT)

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