米韓が原子力協定を全面改定、韓国は核燃料再処理に道=韓国ネット「米国の核廃棄物の輸入許可に過ぎない」「日本はやりたい放題なのに…」

Record China    2015年4月24日(金) 5時59分

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22日、韓国・聯合ニュースによると、米国と韓国は原子力協定を全面的に改定することで合意した。これに対し、韓国のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。資料写真。

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2015年4月22日、韓国・聯合ニュースによると、米国と韓国は原子力協定を全面的に改定することで合意した。4年6カ月余りの綱引きの結果、交渉が妥結されたもので、1973年に発効され現行協定は、42年ぶりに刷新されることになる。

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新たな協定には、重要な争点だった核燃料(ウラン)濃縮と、使用済核燃料の再処理を明示的に禁止するいわゆる「ゴールドスタンダード」が含まれなかった。既存の協定では、韓国によるウラン濃縮などを事実上禁止している。聯合ニュースは「新たな協定に『ゴールドスタンダード』が明示的に規定されていないことは、相対的に韓国側の自律的活動の可能性が拡大した」と評価している。

一方、東亜日報は、「新たな協定では『米韓合意の下、米国産ウランに限って20%まで濃縮することができる』とされており、米国の同意がなければ不可能。日本は20%以上濃縮できる。韓国は世界5位の原発強国で原子力を平和的に利用してきたにもかかわらず、日本よりも信頼できないという意味にとれる」とし、「今回の交渉結果は中途半端だ」と指摘している。

この報道に、韓国のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。

「何が変わったんだ?米国の同意が必要なことには変わりないではないか」

「韓国にだけこんな制限を設けて、何の意味があるんだ?北朝鮮は既に核兵器を保有しているし、米国もそのことを認めている状況なのに」

「米国の束縛から開放されるためには、南北統一しかない」

「韓国は独立国家だと思っていたが、日本から解放された後も米国の支配が続いているようだ」

「結局、米国産ウランを買えということだな」

「私には米国の核廃棄物の輸入許可にしか見えない」

「使用済み核燃料の再処理は、現実的には不要だ。日本の数十年の歩みを見ても失敗している」

「日本は、ウランもプルトニウムも大量に持っているのに…」

「日本はウランの高濃縮をしても何も言われないのに、韓国は低濃縮でも規制をかけるのか?こんな協定、評価できるのか?」(翻訳・編集/三田)

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