<橋崩落>事故取材中の記者5人、住民から暴行受ける―湖南省鳳凰県

Record China    2007年8月20日(月) 23時16分

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20日の報道によると、今月13日に湖南省鳳凰県で発生した建設中の橋崩落事件を取材していた新聞社5社の記者が、取材中に住民らに殴る蹴るの暴行を受けていた事実が判明。

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2007年8月20日の報道によると、今月13日に起こった湖南省湘西トウチャ族ミャオ族自治州鳳凰県での橋崩落事故を取材中の新聞記者5人が、住民らに殴る蹴るの暴行を受けていたことが判明した。

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被害者の1人、南方都市報の武志向記者は当日の状況を説明。8月16日昼、武記者と人民日報・中国青年報・経済観察報・瞭望東方週刊の記者5人は、8人の犠牲者を出した鳳凰県金坪村を訪ねた。遺族らが集まる村の招待所で話を聞いていたところ、突然7〜8人の男女が押しかけ「ここから出て行け!」と叫びながら、記者たちに襲いかかってきたという。

5人が記者身分証を差し出すと暴行は止んだが、押しかけた男女を外から連れてきた者がいたと証言。警察の事情聴取の際、現地政府の人間と称する男が「人民日報と新華社の記者以外の取材は違法行為」と話し、中国青年報と経済観察報、南方都市報の記者3人をどこかへ連行しようとしたそうだ。

被害に遭った記者たちはみな、今でも釈然としない気持ちでいるという。(翻訳・編集/本郷智子)

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