2015年4月17日、国営放送の音楽番組を担当した若手監督が、中国版ツイッターで「ある司会者が辞職した」と発信。このほど毛沢東批判が明らかになった人気司会者のことではないか？と話題になっている。網易が伝えた。

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国営放送・中央テレビ（CCTV）所属の人気司会者、畢福剣（ビー・フージエン）氏が私的な会食の席で、毛沢東を批判した動画がこのほどインターネット上に流出。CCTV側では今月8日、公式サイトに声明文を発表し、「社会に重大な影響を及ぼした」ことで「入念な調査を行い、厳正に対処する」と明らかにした。 なお騒動後、畢福剣氏は一度も姿を見せておらず、公式サイトの司会者プロフィールからも削除されている。

CCTVの音楽コンサート「中華情」などを担当した番組監督の湯礼（タン・リー）が17日、中国版ツイッターで発信した内容が一躍話題に。「信用できる情報だが、論争の矢面に立たされている某著名司会者は、すでにCCTVを辞職したそうだ」とつぶやいたことで、同人物が畢福剣氏に間違いない、と世間を騒がせることになった。

畢福剣氏が担当していた人気オーディション番組は、別の司会者に交代することが明らかになっている。なお畢福剣氏側では網易のインタビューに対し、辞職について否定しているが、世間では「時間の問題」とする見方が強い。（翻訳・編集/Mathilda）