2015年4月14日、国営放送・中国中央テレビ（CCTV）の司会者が毛沢東を批判する動画がインターネット上に流出した騒ぎで、同司会者が辞職に追い込まれているとの見方が強まっている。網易が伝えた。

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CCTV所属の人気司会者、畢福剣（ビー・フージエン）が私的な会食の席で、毛沢東を批判した動画がインターネット上に流出した。流出したのは今月7日で、翌8日にCCTVが公式サイトに声明文を発表。同発言が「社会に重大な影響を及ぼした」ことで、「入念な調査を行い、厳正に対処する」と明らかにした。

騒動後は一度も姿を見せていないが、すべての出演番組はドラマなど別番組と差し替えて放送。MCを担当していた人気オーディション番組「星光大道」は、別のベテラン男性司会者が引き継ぐことが正式に決定している。

CCTV公式サイトでは、畢福剣のプロフィールがすでに削除されている。畢福剣の関係者は網易のインタビューに対し、「局側からは処分についてまだ連絡がない」と語っているが、辞職に追い込まれるのは間違いないだろうとの見方が強まっている。（翻訳・編集/Mathilda）