2015年4月14日、中国青年報は、韓国で美容整形手術を受けた中国人による苦情件数は年間2万件近くに上り、10年間で20万人の中国人の顔が損なわれたと報じた。

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中国整形美容協会はこのほど、韓国政府の統計として、昨年に韓国で美容整形手術を受けた中国人は5万6000人に達したと公表した。

中国・新華網によると、上海の複数の美容整形クリニックが実施した調査で、夏季休暇中に美容整形手術を受けた大学生は、前年同期比で女性が10％増、男性は2倍以上増えたことが分かった。

中国中央テレビ（電子版）が2万人を対象に実施した調査によると、美容整形手術を受けた理由について、「外見重視の風潮に影響を受けた」と答えた人が全体の6割近くを占めた。

美容整形大国と称される韓国では、国民の77人に1人が美容整形手術を受けたことがあるという。韓国国税庁の報告によると、整形目的で韓国を訪れた中国人観光客は、4年で20倍以上増えた。

中国消費者協会の統計によると、韓国で美容整形手術を受けた中国人による苦情件数は、年間2万件近くに上る。

中国整形美容協会は今年3月、韓国での美容整形手術をめぐる紛糾などが毎年10〜15％の割合で増えていると明らかにした。

韓国消費院によると、美容整形手術に関する消費者からの相談で、「手術結果に対する不満」が69．5％と最も多かった。（翻訳・編集/柳川）