2015年4月14日、韓国のインターネット掲示板にこのほど、「日本人観光客と韓国人観光客の違い」と題するスレッドが立った。その違いは観光地に行った際の行動基準の相違に由来するもので、日本人からみても、「なるほど」と思える内容だ。

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スレッド主は、「日本人は法律を守ることを重要視するが、韓国人が重要視するのは法律の内容が正しいかどうかだ。だから日本人観光客は法律で禁止されていたら絶対にしないが、韓国人は法律で禁止されていても、自分基準でしても良さそうならする」と書き込んでいる。

他のネットユーザーからは「大阪人は平気で信号を無視するから驚いた。日本人の中にもマナーの悪い人はたくさんいる」との指摘もあったが、大半は「日本人は間違っていると思っても、秩序を守るためにそのまま法律に従う。逃げ場のない島国の国民性なのだろう」とスレッド主の見方を支持した。

韓国人からは「法律の内容が正しいかどうかは自分の好みで判断する」「常に法律が善悪の基準になるわけではない」との声が多く寄せられているが、面白いのはそんな韓国人でも、「日本に旅行に行くと、自然とマナーやルールを守るようになる。韓国では絶対にしないことでも、日本ではちゃんとする！」ようになることだという。

ただ、皆がそういうふうになるわけではなく、最近日本を旅行した韓国人男性がネット上に、韓国人男性2人の残念な話をブログに載せている。日本に旅行した際出会った韓国料理店を営む日本人のおばさんの話によると、ある日、韓国人が経営する店だと勘違いして入ってきた韓国人青年2人が食事後、「お金がない（実は持っていた）からここでアルバイトさせてほしい」と頼んできた。おばさんは「観光ビザでは働かせられないから、食事代はいらない」と言った。すると、2日後またやってきて、彼らは韓国料理店などでアルバイトをしながら歩いて日本を旅する計画を打ち明けた。事情を聞いたおばさんは2人を家に泊め、あちこち観光にも連れて行ったが、帰国後、「無事に帰った」との連絡もないという。ブログの筆者は、青年たちの行動について、「同じ韓国人として恥ずかしい。海外で恥をさらすのはやめてほしい」と訴えている。日本人ならまずこんなことはやらないだろう。（編集/KO）