護衛艦「いずも」就役で東アジアの緊張が高まる、「東アジアの軍拡競争の象徴」と批判―米華字紙

Record China    2015年4月3日(金) 9時38分

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1日、米華字紙ワールドジャーナルは、「『いずも』はアジアに何をもたらすのか」と題した記事を掲載、海上自衛隊の戦力増強により東アジアの軍拡競争が激化し、米国が衰退する中で東アジア諸国に不安をもたらすと伝えた。資料写真。

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2015年4月1日、米華字紙ワールドジャーナルは、「『いずも』はアジアに何をもたらすのか」と題した記事を掲載、海上自衛隊の戦力増強により東アジアの軍拡競争が激化し、米国が衰退する中で東アジア諸国に不安をもたらすと伝えた。

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今年3月25日に就役したヘリコプター搭載護衛艦「いずも」は、英国のヘリ空母「オーシャン」を上回る大きさを持ち、乗員数、車両、ヘリコプター搭載数はフランスのミストラル級強襲揚陸艦に匹敵する。作戦能力は突出して高く、海上自衛隊の戦力は大幅に向上した。

専門家は、「いずも」は対潜ヘリコプター5機の離発着が可能で、改修によって最新のF-35戦闘機も搭載できるようになるため、攻撃型空母とは「紙一重」の差しかないと指摘する。

同紙は、「日本は歴史の教訓を忘れ、近年では軍備拡張を続けている。米国の威を借りてお先棒を担ぎ、中国をけん制している」と述べ、4月に予定されている安倍首相の訪米にも言及、「米国の黙認を得て、平和憲法の制約をゆるめている。武器輸出規定を改め、『世界平和に責任を負う』として、国際的な影響力を強めようとしている」と報じ、「日米が蜜月の歌を高らかに歌えば、その分、日中韓の緊張も高まる」と伝えている。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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