日本の経済衰退から教訓を学び取る中国、日本の二の舞を避けるため─海外メディア

Record China    2015年3月11日(水) 16時34分

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8日、ロイターによると、過去20年に及ぶ日本の経済衰退とデフレの二の舞いを避けるため、中国の関連機関は日本の経済史から教訓を学んでいる。資料写真。

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2015年3月8日、ロイターによると、過去20年に及ぶ日本の経済衰退とデフレの二の舞いを避けるため、中国の関連機関は日本の経済史から教訓を学んでいる。9日付で中国紙・参考消息(電子版)が伝えた。

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中国は現在、過去に日本が実施した3大金融改革「金利の自由化」「通貨の国際化」「資本勘定の自由化」を推し進めている。これら改革は経済発展の一助となるが、失敗すると深刻な結末を招きかねない。

日銀の木内登英審議委員は5日の記者会見で、「中国は日本の経験から教訓を学び、生かしている。たとえ経済成長が減速しても、中国の決定者は金融バランスが悪化する政策措置を取らない。聡明だ。日本の経験に基づくと、対外的に配慮するのではなく、まずは国内の経済を安定させることが、決定者が行うべき要務だ」と述べた。

ある中国筋は、「日本と中国経済は多くの面で似ている。中国当局は日本の成果にはまったく興味がなく、最大の興味は日本の失策だ」と述べた。中国経済が減速し、デフレの現象が現れた時、日本の政策に対する中国の興味はますます顕著になるだろう。(翻訳・編集/霧島)

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