Record China 2015年3月7日(土) 2時56分
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6日、昨年から日本を訪れる中国人観光客が増え続けている。美しい景色を観賞し、日本の独特な文化を体験する。資料写真。
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2015年3月6日、昨年から日本を訪れる中国人観光客が増え続けている。美しい景色を観賞し、日本の独特な文化を体験する。さらには、現在話題沸騰中の日本商品の大量購入。しかし、これ以外にも日本の旅で忘れてはならない重要なテーマがある。それは、「食」だ。日中両国の「食」は大きく異なるが、日本旅行ではどんな点に注意するべきなのか?ここでは、日本でいかに食事を安く抑えるかについて学んでみよう。重慶晨報が伝えた。
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■日中両国の「食」に対する異なる態度
日本人は「食」に対して非常にこだわりを持つ民族だが、その表現方法は中国とは異なる。日本は「単一民族・単一文化」の国だ。そのため、料理の種類も限られている。ただし、日本人はいずれの料理に対しても要求が非常に高く、料理の種類も細かく分かれている。たとえば麺を食べる場合、中国人は直接「麺を食べに行こう」と言う。そして、補足が必要な場合にだけ、どの麺を食べるかを言う。しかし、日本人は最初から「うどんを食べに行こう」「ラーメンを食べに行こう」「蕎麦を食べに行こう」というように、具体的にどの麺なのかを直接言い、「麺」というあいまいな概念を単独で使うことはほとんどない。これは、日本文化の特徴だ。特に細部を重視し、あらゆることを正確に、緻密にしようとする。景色でも、飲食でもそうだ。
非常に多くの中国人が日本の食事を「値段が高く、量が少ない」という2つの言葉で表現する。特に男性にとって、日本料理は「量が少ない」料理の代名詞になっている。実は、攻略法を身につければ、日本でもおいしいものがお腹いっぱい食べられる。特に、次の攻略法を参考にすれば、日本でもあまりお金をかけずに、動けなくなるぐらい食事をとることができる。以前、日本について次のような言葉を聞いたことがある。「麺1杯で1000円」。日本をあまり知らなければ、この言葉は大げさに感じるかもしれない。だが、1000円というのは、日本では確かに非常に安い部類に入る。では、どんなグルメが1000円で食べられるのか紹介しよう。
■麺
麺を食べる場合、日本でよく見られるメニューは、ラーメン、うどん、蕎麦、ソーメン、きしめんなどだ。なかでも、ラーメンは日本人が最も好きな料理のひとつで、大きな店から小さな店まで、日本全国どこにでもあり、それぞれの地方によって味付けが異なる。本当においしいラーメン店では、ごくシンプルな塩ラーメンや味噌ラーメンであっても、非常に味わい深い。うどんは少し太めの円柱形の麺で、主に透き通ったつゆに入っており、一般的に一杯のうどんの量は多くない。美味しいうどんはこしがあってのどごしがいい。しかし、美味しくないうどんはネバネバした感じで、噛むのに苦労する。
■ファストフードチェーン店と中華料理
日本では、ファストフードチェーン店の価格は決して高くない。たとえば、吉野家のようなチェーン店は非常に安く、中国の吉野家とほぼ変わらない。日本では多くの中国レストランがあるが、本場の中国料理とは異なるものだ。中華料理は一般的に日本人がイメージする中国料理であり、味付けも日本風に変えられ、オリジナルとは全く異なっている。まさに、日本だけにしかない中国料理なのだ。なかでも、天津飯は典型的な日本風中華料理だ。お椀の中にご飯を盛り、炒めた卵焼きを上に載せ、とろっとしたあんやタケノコ、ネギなどを入れる。多くの日本人は中国を訪れた際、あるいは中国人に尋ねたときに、初めて「中国には、天津飯がない!」ということに気付く。
■回転寿司と定食
回転寿司や定食も悪くない選択だ。特に「回転寿司」は、寿司を安く食べるのに最も適した方法だ。回転寿司店には2種類のタイプがある。ひとつは均一価格で、もうひとつはお皿の色によって価格が異なる。また、日本の多くのレストランのランチは、夜よりも安い。夜だと平均3000円ぐらいかかるレストランでも、お昼には特別ランチセットを提供しており、なかには1000円以下のものもあり、コストパフォーマンスが非常に高い。
定食は、主菜、副菜、ご飯、味噌汁、デザートなど何種類かのおかずを組み合わせたセットメニューのことだ。いずれのおかずの量も多くなく、小さな器に入ったそれぞれのおかずが、トレーやお盆に乗せて運ばれて来る。定食の価格は、内容によっても差が大きいが、通常1000円から数千円以内だ。ファストフード店は、日本では最も安い価格帯に位置付けられている。(提供/人民網日本語版・翻訳/MZ・編集/武藤)
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