台湾海峡の航空路新設、中国が譲歩し再設定へ=「航空機密集地帯」改善に中台動く―仏メディア

Record China    2015年3月5日(木) 17時13分

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3日、仏国際放送ラジオ・フランス・アンテルナショナル(中国語電子版)によると、中国は台湾海峡に新設する「M503」航空路の運用開始を延期すると発表した。

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2015年3月3日、仏国際放送ラジオ・フランス・アンテルナショナル(中国語電子版)によると、中国は台湾海峡に新設する「M503」航空路の運用開始を延期すると発表した。台湾側の要求に譲歩した形となる。新たな開始日は「台湾側と協議して決定する」としている。

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台湾民航局によると、中国側は「航空路をさらに大陸よりの西側に改めて設定し直す」ことに同意した。台湾総統府は2日夜、中国側の決定を「非常に重視している」と発表。協議を重ねた結果の決定であることに一定の評価を表明し「満足とはいえないが、受け入れざるをえない」とした。

中国の東南沖航空路は1日最大1200機が通過する「航空機密集地帯」となっており、事故への懸念が拡大していた。国際パイロット協会も「ブラック航空路」と認定。航空路の増設や改善が急務となっていた。中国側が示した「M503」航空路については、台湾側から「台湾に近すぎる」と反発が出ていた。(翻訳・編集/大宮)

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