ただし、大多数のアジアの女性が依然として弱い立場にあることは、政治、経済、健康、教育の4分野から男女格差について評価し、世界経済フォーラムが毎年公表している「2014年世界男女格差レポート(Global Gender Gap Report 2014)」でも明らかにされている。
このレポートの中の、各国の男女間の不均衡を示す「男女平等度ランキング(Gender Gap Index 2014)」によると、調査対象の142カ国のうち、アジアの国の中ではフィリピン(9位)が最高位で、最も男女間のバランスが取れている。それに続いたのは59位のシンガポールで、中国は87位、日本は104位という結果だった。
この記事のコメントを見る