失くしたiPhone、中国の“オレンジ兄貴”と米国人をつなげる―中国紙

Record China    2015年2月24日(火) 16時19分

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23日、中古のiPhoneを購入した中国出身の「オレンジ兄貴」(橘子哥)と、もともとの持ち主でこの端末を紛失した米国の青年マットとの間に友情が生まれ、2人はついにやりとりを交わした。

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2015年2月23日、中古のiPhoneを購入した中国出身の「オレンジ兄貴」(橘子哥)と、もともとの持ち主でこの端末を紛失した米国の青年マットとの間に友情が生まれ、2人はついにやりとりを交わした。今月22日午前、マットがブログに近いうちにオレンジ兄貴を訪ねたいと書き込むと、オレンジ兄貴はすぐに快諾の返事をし、遠く米国に暮らすマットが中国を訪れることを歓迎する、本場の梅州客家料理を味わってもらいたいなどと記し、友情溢れるやりとりが展開された。北京青年報が伝えた。

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この友情物語は米国の青年マットがソーシャルネットワーキングにスレッドを立てたことに始まる。マットは「このたびiPhoneを紛失したところ、いつ頃からかはっきりしないが、新しい携帯のアルバムに中国人男性がしょっちゅう登場するようになり、毎日何を食べたとか、どんな壁紙をダウンロードしたかとか、どの美人をこっそり撮影したかとかいった情報が、目に飛び込んでくるようになった。こうした魅力的な写真を見て笑ったり、泣いたりしている」と書き込み、オレンジ兄貴も瞬く間に話題の人になった。もともとマットのものだったiPhoneは盗難に遭って中国に転売され、オレンジ兄貴の情報はiCloudを通じて同期されていたのだ。

マットが立てたスレッドが中国の「微博」(ウェイボー)に転送されると、多くのネットユーザーの目に触れ、オレンジ兄貴探しに加わる人も出てきた。そしてついにオレンジ兄貴が見つかり、広東省梅州市の男性であることがわかった。iCloudで万里を超えて縁を結んだ2人の青年はこのほどお互いを認識し、微博を通じてやりとりした。今月22日、マットが微博で「オレンジ兄貴さんへ、近い将来中国に行ってオレンジ兄貴さんにお会いしたいです」とメッセージを送ると、オレンジ兄貴も微博でメッセージを返し、「中国訪問を心より歓迎します。本場の梅州客家料理を食べてみてください」と述べた。(提供/人民網日本語版・翻訳/KS・編集/武藤)

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