2015年2月20日、韓国・聯合ニュースによると、昨年始まったサムゲタン（参鶏湯）の米国向け輸出が、好調な滑り出しを見せている。

【その他の写真】

サムゲタンは韓国宮廷料理の代表的存在であり、韓国人から最も愛されている料理の1つで、暑い夏の栄養補給にも適した料理だという。昨年5月、韓国が米国向けに家禽肉加工食品を輸出することを米政府が許可し、8月に初めて韓国産サムゲタンが米国へ輸出された。韓国貿易協会は、昨年米国に輸出した参鶏湯は202トンで、輸出額は121万ドルであったと発表した。

一方、日本向け輸出は毎年減少傾向にあり、2011年は2272トン・1224万ドル、2012年は1984トン・1048万ドル、2013年1165トン・522万ドル、昨年は837トン・356万ドルであった。その影響で、 昨年の全体輸出量は1718トンで前年より4．7％縮小し、輸出額は750万ドルで5．2％減少したという。

これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「外国人が知らない韓国のおいしい食べものはまだまだたくさんある」

「外国人は3色チヂミのおいしさに驚くらしい」

「米国に輸出したからといって、世界に認められたと勘違いするな」

「問題は、購入者のほとんどが在米韓国人ということ。結局、これ以上輸出量は伸びないだろう」

「認めたくないが、買っているのは韓国人だけ。サムゲタンは米国人が嫌がるアジアの食べものの代表だからね」

「熱いものを食べて『すっきりした！』という韓国人の感覚を、世界が理解する時がきた」

「サムゲタンよりもヤンニョムチキン（辛いソースにからめたチキン）を輸出した方が受けるのでは？」

「日本人の嫌韓感情は、韓国の反日感情の2倍以上だ」

「韓国人も日本製品の購入を自粛するべきではないか？」

「韓国はキムチ以外の広報にももっと力を入れるべき」

「日本人はサムギョプサルを食べ、そのおいしさに感動して泣くらしい」（翻訳・編集/堂本）