2015年2月19日、旧正月の大みそかに放送される国民的番組「春節晩会」の平均視聴率が29．6％と発表された。視聴率の降下が年々続いている。新浪が伝えた。

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国営・中央テレビ（CCTV）が今月18日夜、約4時間にわたって放送した「春節晩会」。「中国の紅白」とも言える国民的番組だが、今回の平均視聴率（テレビの生放送のみ）は29．6％と発表された。6億9000万人が視聴し、平均視聴時間は155．5分となっている。

旧暦大みそかの夜に欠かせない番組「春節晩会」だが、視聴率が下がり続けていることも話題だ。近年では04年の40％を最高に、12年には32．75％、13年には31．17％、昨年は30．98％だった。とは言え毎年、出場者やその内容が早くから話題になることで、注目度の高い国民的番組という点に変わりはない。

大手ポータルサイト・新浪（SINA）が実施したアンケート調査によると、有効回答者数2万4995人のうち、今回の「春節晩会」が「よかった」と答えたのは24．1％だった。「全体的にいま一つだ」と答えたのは26．3％、「全くダメ」は29．8％となっている。（翻訳・編集/Mathilda）