Record China 2015年2月17日(火) 13時3分
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16日、日本のアニメーション映画監督・宮崎駿氏が風刺画問題で持論を述べ、中国のネットユーザーが注目している。写真は宮崎駿氏。
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2015年2月16日、日本のアニメーション映画監督・宮崎駿氏が風刺画問題で持論を述べ、中国のネットユーザーが注目している。
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宗教的な風刺画を掲載したフランスの週刊紙「シャルリー・エブド」が、過激派組織に襲撃された問題について、宮崎氏は16日に放送されたラジオ番組の中で「風刺画はまずもって自国の政治家に対してやるべきであって、他国の政治家に対してやるのはうさんくさくなるだけです」と指摘した上で、「異質の文明に対して、人が崇拝しているものをカリカチュア(風刺画)の対象にするのは、僕は間違いだと思う。それはやめた方がいいと思いますよ」と述べた。
これに対して、宮崎氏のファンも多い中国のネットユーザーからは、以下のようなコメントが寄せられた。
「宮崎さんに、いいね!」
「そうさ。だから宮崎駿は、日本政府を皮肉るんだ」
「異なる文化の表現方法も尊重すべきだ。フランス文化とは批判と風刺を得意としている」
「フランスの風刺文化を尊重してきた結果が、あの襲撃事件じゃないのか」
「まさに私が言いたかったことだ。いたずらに宗教指導者を茶化すのは恥知らず。もし誰かが孔子を茶化したら、みんな分かるだろう」
「イスラム教徒は(風刺画が)気に入らないなら、風刺画を描いて応戦すればいい」
「(宮崎氏への反対意見に対して)宮崎さんが言っているのは文明。文明のほかに批判や風刺できるものがないというのか?頭動かして考えてみろよ」
「宮崎駿は大好き。だが、理想主義では世界は救えない」
「風刺も他国が崇拝する文明だ。どうして仏教やキリスト教の風刺はよくて、イスラム教だと人が殺されるんだ?」
「人と人との間には尊重が必要。尊重がなければ恨みが生まれやすい」(翻訳・編集/北田)
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