Record China 2015年2月16日(月) 17時32分
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16日、中国・北京市の中日友好医院が「今後は特殊な場合を除いて、中日医院との略称を使用する」と発表したことが、中国のネットユーザーの間で話題となっている。写真は中日友好医院。
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2015年2月16日、中国・北京市の中日友好医院が「今後は特殊な場合を除いて、中日医院との略称を使用する」と発表したことが、中国のネットユーザーの間で話題となっている。
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同医院は日本政府の無償資金協力によって建設され、1984年に開業した。今回、国家衛生・計画生育委員会から医院の略称を「中日医院」とする通達が出されたことを受け、正式名称は「中日友好医院」のまま残し、通常は略称を使用することで院内にも指示が出されている。
略称とはいえ、「友好」の2文字が消えたことについて政治的な意図を臆測する声も出る中、中国のネットユーザーは中国版ツイッター・微博(ウェイボー)に以下のようなコメントを寄せている。
「両国の間に『友好』は存在しないのだ」
「戦争で被害を受けたというのに、どうして『友好』になれる?」
「国のリーダーが、両国の関係が悪いと考えていることの表れだよ」
「いっそ『中日敵対医院』にしてしまえばいい」
「安倍晋三首相がいる限り、両国の関係は悪いままだ」
「友好というのであれば、釣魚島(尖閣諸島の中国名)を中国に返せ」
「小日本(日本の蔑称)の援助には何か目的があるんだよ。中国のアフリカに対する支援のように」
「政治を理由にこんなことをするなんて、くだらない。気分が悪いよ」
「政治的な意図があるのかもしれないが一般市民には関係ない。実際に行ってみると日本が理解できるよ」
「いずれにしても日本が資金を出して病院を建設してくれた。名称を変えることはできても、歴史は曲げられないよ」
「名前をいじるなんて中国は器の小さい国だ。日本に行ってみてよ。日本人はきっと親切にしてくれるから」
「両国間の問題をあおって国民の目をよそに向けたいだけなんだよ」
「戦後の日本は中国にたくさんの援助をしてくれた。こんなに度量の狭いことをするなんて、大国とは呼べない」
「中日友好医院は、両国の友好の歴史そのもの。例え両国の間に友好がなくなっても過去の関係を否定することはできない」(翻訳・編集/野谷)
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