Record China 2015年2月12日(木) 9時13分
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9日、英紙フィナンシャル・タイムズは、少年少女をスターに育て上げるために徹底した養成システムが存在する韓国の芸能産業の現状を紹介した。写真はソウルの韓流グッズ店。
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2015年2月9日、英紙フィナンシャル・タイムズは、少年少女をスターに育て上げるために徹底した養成システムが存在する韓国の芸能産業の現状を紹介した。中国紙・参考消息(電子版)が伝えた。
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韓国コンテンツ振興院の統計によると、2013年のK−POP産業は41億ドル(約4900億円)の売上高を実現した。K−POPはアジアだけでなく欧米や南米でも確固たる地位を築きつつある。K−POPと韓流ドラマの成功は韓国に多大な利益をもたらした。その大部分がK−POP人気に起因するものであり、K−POP産業は投資家にとっても魅力的な投資先となっている。
東方神起やEXO、少女時代などの人気ユニットを抱える大手芸能プロダクションのエスエムエンターテインメントは、海外売上高が2008年の800万ドル(約9億6000万円)から昨年の1億ドル(約120億円)にまで急成長している。芸能プロダクションは魅力的なK−POPアイドルを輩出するために、国を越えて才能ある少年少女をオーディションで集め、長時間かけて育て上げる。歌やダンスのレッスンだけでなく、英語や日本語、韓国語などの語学レッスンも必要不可欠だ。
韓国の著名な美容整形外科医によると、K−POPスターの9割以上が整形手術を受けている。このため、デビューを果たせなかったスター養成所の訓練生の多くが、整形手術の費用をプロダクションに請求するという。さらに、長期にわたる訓練生時代とデビュー後の長期契約が少年少女たちを縛りつける「奴隷契約」だとして、所属歌手がプロダクションを訴えるケースも多い。
「オーディションに参加した1万人のなかから、訓練生に選ばれるのは100人。そのうち10人がデビューできるが、本物のスターになれるのは1人しかいない」といわれるほど過酷なK−POP業界だが、成功した見返りは非常に大きいのだ。(翻訳・編集/本郷)
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