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2007年8月、浙江省温州市の工商部門が先ごろ初めて調査・発表した中小企業の「生命周期」報告によると、半数近くの中小企業が4年ともたずに企業登記を抹消していることが分かった。写真は温州市の小売店。
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2007年8月3日、浙江省温州市の工商部門が先ごろ初めて調査・発表した中小企業の「生命周期」報告によると、半数近くの中小企業が4年ともたずに企業登記を抹消していることがわかった。
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情報・ソフトサービス業や賃貸・商務サービス業などは最も「短命」で、これらの企業の「平均寿命」は2年前後となっている。温州中小企業発展促進会の周徳文会長は「今回の調査で中小企業の社長も楽ではないことが明らかになった。以前は船が小さければ舵取りは楽だと考えられていたが、今は船が小さくて風波に耐えられないといったところでしょうか」と話した。
周会長によると、温州市の多くの中小企業が「短命」である原因として、十分検討せずに投資していること、提携精神が欠けていること、ファミリー企業に人材が不足していることなどが挙げられるという。(翻訳・編集/藤野)
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