中国人、「イスラム国」に加入するも失望、逃走図り銃殺=「富と女を手に入れられる」と考える者もいるが…―中国紙

Record China    2015年2月9日(月) 19時57分

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5日、環球時報は「イスラム国」に加入した「東トルキスタン・イスラム運動」の中国人3人が処刑されたと伝えた。資料写真。

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2015年2月5日、環球時報は「イスラム国」に加入した「東トルキスタン・イスラム運動」の中国人3人が処刑されたと伝えた。

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報道では、クルド人治安部隊当局者の証言を紹介。同当局者は、「2014年9月に中国籍の戦闘員が処刑された。彼はイスラム国に加入するも、その現実に失望し、トルコに逃亡しようとしていた。ところがこのことを知った戦友が上司に報告し、中国人は銃殺された。残り2人は国家反逆罪で2014年12月に処刑されている」と語った。彼らは中国当局からテロ集団と指摘された「東トルキスタン・イスラム運動」という武装組織に所属しており、志願兵としてイスラム国に参加したとみられる。

中国の反テロ専門家は、「『イスラム国』は油田を掌握しているため、一部の人は同組織に加入すれば富を手に入れられ、嫁さんをめとるなど、多くの困難を解決できる上に、『イスラム国』加入後、自国に戻りテロ活動ができると考える人がいる。だが、実際は多くの人が“人間爆弾”として前線に送られ、自国に戻りテロ活動をするため組織から援助をもらえる者はごく少数で、仮に自国に戻ってもすぐに身柄を拘束されるケースが多い」と説明した。(翻訳・編集/内山

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