2015年2月5日、東方早報は、1日にタイで行われたサッカーのキングスカップのU−22韓国代表対U−22ウズベキスタン代表の試合で、ウズベキスタン選手が韓国選手に暴力を振るった問題で、やり返さなかった韓国選手の素養に注目が集まっていると伝えた。

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この試合では、ウズベキスタンの選手が韓国選手の胸を蹴ったり、顔を数回殴ったりするなどの暴力行為が見られた。試合後、韓国サッカー協会はウズベキスタン側に抗議し、ウズベキスタンサッカー協会が正式に謝罪を表明する事態となった。

韓国のネットユーザーからは「こういう行為には法的責任を追及すべき。これは傷害罪だ」「サッカーではなくボクシングの大会だ」といった厳しい非難の声が上がった。また、英紙デイリー・ミラーも、「ウズベキスタンの選手のファウルは殺人未遂と変わらない。彼らは行動をもって、自分たちが世界で一番横暴なチームであることを証明した」と批判した。

一方で、そうしたウズベキスタンのラフプレーに一切やり返すことがなかった韓国選手の姿勢にも注目が集まった。韓国サッカーに詳しい記者は「韓国では、ピッチ上の暴力は若手の育成において最も禁じられていること。これはU−22韓国代表が非常にプロフェッショナルであり、ピッチではプレーで勝負することが徹底されている証拠。これはスポーツ精神と素養の表れである」と指摘している。（翻訳・編集/北田）