DV対策を強化へ、各地に「事件通報拠点」を設置―中国

2007年7月30日、公安部は、年々その数を増す一方のドメスティックバイオレンス（DV）事件に対処するため、事件の取扱類別として新項目「DV」の設置を検討中、これに伴い、各地の派出所に「DV事件通報拠点」が設けられるという。

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中国では、1995年に北京で開催された世界女性会議が、DVに対する注意を喚起する一つのきっかけとなった。その後、2001年に婚姻法が修正され、禁止が明文化されるに至った。

もっともいまだに多くの市民はDVを家庭内の問題だと考え、警察の介入には否定的だという。当局の新たな動きにより、こうした市民の意識に変更を促す効果も期待できそうだ。（翻訳・編集/KT）