2015年1月31日、韓国・ニューシスによると、韓国・ソウルにある大韓民国歴史博物館で、日中韓の大学生が集まり、従軍慰安婦問題など3カ国の歴史問題について話し合う会が開かれた。

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韓国外国語大学のナカムラさん（日本）と国民大学のリさん（中国）、光云大学のチョンさん（韓国）は25日、「日中韓大学生懇談会」を行い、日中韓3カ国の歴史問題について話し合った。チョンさんが「絡まった糸のようだ」と話したのに対し、ナカムラさんは「若者たちが交流するのに、過去の歴史問題が邪魔をすることはない」と話した。

慰安婦問題についてチョンさんは「慰安婦被害者が正当な補償を受けることができていないのは、韓国政府にも責任がある」と指摘した。それに対し、リさんは「日本は1992年にすでに謝罪した。私たちは新しい関係を築いていくべきなのに、韓国メディアは慰安婦問題ばかりを大きく扱う」と強調した。ナカムラさんは、「私たちの上の世代がうまく解決していれば、今のようにはならなかっただろう。慰安婦問題が話題に出ると、まるで罪人になったように感じる」などと話した。

また、リさんは「韓国では日本人の大多数が歴史を習っていないと思っているが、それは事実ではない。韓国政府やメディアが世論を葛藤に追い込もうとしている」と話し、この主張にはチョンさんも納得したという。

これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「日本が歴史を修正しようとしている限り、日中韓に明るい未来はない」

「安倍首相は過去の事実を否定しようとしている。村山談話を認めるよう日本国民が訴えるべき」

「ドイツが毎年のように謝罪していることを知らないのか？」

「安倍首相はナカムラさんのようには考えていない」

「結局、慰安婦問題はなかったことにしようということか？」

「この3人の意見はそれぞれの国民性をよく表している。中国人は余裕と威厳があり、日本人は言い訳を並べて自分を守ろうとする。そして韓国人は主体性がなく、流れに合わせて発言している感じだ」

「慰安婦問題は過去の話じゃない。元慰安婦のあばあさんたちは今も苦しみながら生きている。くだらないことを話し合うな」

「韓国人は一生懸命勉強して、日本の歴史歪曲を阻止しよう」（翻訳・編集/堂本）