ますます深刻化する干ばつに住民は団結!人工降雨にわずかな期待も―江西省

Record China    2007年8月2日(木) 13時31分

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2007年7月、高温少雨の気象が続いている江西省の一部で干ばつ面積が拡大。飲み水不足も危機的状況にあり、地域をあげて干ばつ対策に取り組んでいる。

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2007年7月29日、江西省ガン州市では高温少雨が続いており、干ばつ面積は拡大。人間や家畜の飲み水も不足し、危機的状況に陥っている。

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ガン州市農業部門の調査分析によると、農作物(果物を含む)の干ばつ被害面積は約1100万ヘクタールにも及び、そのうち中稲(なかて)被害面積は84万ヘクタールで中稲作付面積の20%を占めるという。干ばつにより田植えができない晩稲(おくて)作付面積も272万ヘクタールとなり、住民3万8900人と1万1600頭の家畜が飲料水不足に苦しんでいる。

深刻な干ばつ被害に市政府は各区・県と連携し対策本部を設置。今年7月25日までに給水ポンプ256台、出動した給水車輌は延べ268万台にのぼった。全市で集めた干ばつ対策資金は414万7300元(約6635万円)を超え、その大部分が市民からの寄付金であるという。

7月28日までに計6回の人工降雨も試みられ、少量の雨が局地的に降った。(翻訳・編集/本郷智子)

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