韓国がシリア難民の受け入れを拡大、難民数が過去最多に―韓国メディア

Record China    2015年1月30日(金) 17時49分

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29日、2014年に韓国政府に難民申請した外国人の数は2896人、そのうち難民として認定されたのは94人で、過去最多だった。写真はシリア。

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2015年1月29日、韓国・聯合ニュースによると、韓国法務部出入国・外国人政策本部は2 014年に韓国政府に難民申請した外国人の数と難民として認定された人の数が過去最多だったことを明らかにした。人道的な観点から韓国に滞在することが許可された外国人も含めると、韓国が受け入れた難民申請者の数は633人に上る。環球時報(電子版)が伝えた。

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韓国政府が2013年に「難民法」を施行して以来、韓国に難民申請をする外国人は増加し続けている。2010年は423人だったが、2011年は1011人、2012年は1143人、2013年は1574人となり、2014年は2896人にまで急増した。そのうち、難民として認定されたのは2010年47人、2011年42人、2012年60人、2013年57人、2014年94人だった。

また、人道的な観点から滞在が許可された外国人の数は、2013年には6人だったが、2014年には539人にまで激増している。これは韓国政府がシリアから内戦で避難してきた人を受け入れる方針を示したためで、人道的な観点から滞在が許可されたシリア難民の数は502人に上る。

なお、韓国の「社会保障法」と「国民基本生活保障法」によると、外国人であっても韓国で難民として認定されれば、韓国国民と同じ社会的保障が受けられる。また、韓国法務部は審査期間に申請者に最長6カ月の生活費を提供する措置を2014年から開始している。(翻訳・編集/岡田)

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