Record China 2007年8月1日(水) 13時26分
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2007年7月、中国万里の長城学会の董耀会常務副会長は取材に応え、万里の長城の現状についてコメントした。3分の1はすでにほぼ消失するなど危機的状況にあるという。
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2007年7月31日、中国万里の長城学会の董耀会(ドン・ヤオフイ)常務副会長は取材に応え、万里の長城の現状についてコメントした。
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董副会長は1984年5月4日から1985年9月24日まで計508日をかけて、万里の長城を徒歩で走破した。国内で最も早く万里の長城を歩き通した人物として知られる。
董副会長は1984年当時に自身が見た実感だと断った上で、万里の長城はすでに3分の1が大きく損傷、3分の1が完全に破壊されほぼ消失状態となり、良好な保存状態を保っているのはわずかに3分の1にすぎないとコメントした。特に明代に修築された城壁はすでにわずか2500km以下しか残っておらず、良好な保存状態を保っているのは5分の1以下だという。董副会長はこのままでは万里の長城は消失の可能性すらあり、人々の協力による保護が必要だと訴えた。(翻訳・編集/KT)
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