Record China 2015年1月27日(火) 20時17分
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26日、イスラム国はこれまで解放の条件としていた身代金2億ドル(約236億円)を取り下げ、後藤健二さんの釈放と引き換えに、ヨルダン政府に拘束されているサジダ・リシャウィという女性死刑囚の釈放を求めた。
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2015年1月26日、イスラム国による日本人人質事件は先週末に急展開を迎えた。イスラム国は24日、人質の1人を処刑したことを表明したほか、これまで解放の条件としていた身代金2億ドル(約236億円)を取り下げ、後藤健二さんの釈放と引き換えに、ヨルダン政府に拘束されているサジダ・リシャウィという女性死刑囚の釈放を求めた。環球時報が伝えた。
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CNNによると、リシャウィ死刑囚は2005年11月、夫のフセイン・シャマリ容疑者および2人のテロリストと共にアンマン市内のホテルで自爆テロを図った。このテロによって、ホテル内の57人が死亡、数百人が負傷した。
オーストラリアのThe Age紙は、「イスラム国の新たな要求は、日本の西側関係国を巻き込むものとなった。これまでの身代金とは異なり、今回の要求は西側諸国の利益に関係するものであり、後藤健二さんの解放が実現できるかどうかが、国際的な意思決定事項となった」と報じている。イスラム国はこれらの国の仲を引き裂くことを望んでいる。人質交換は表面的には日本に希望を抱かせるものだが、関係国同士の意見の相違も引き起こす。特にヨルダンにとっては頭が痛い問題だ。(提供/人民網日本語版・翻訳/SN・編集/武藤)
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