2015年1月26日、イスラム国が、拘束していた日本人2人のうちの1人、湯川遥菜さんを殺害したとインターネットで発表し、米オバマ大統領と英キャメロン首相が強く非難した。AFP通信が報じた。

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AFP通信は24日、イスラム国が拘束していた日本人2人の人質のうち、湯川遥菜さんを殺害したという内容の画像をインターネットで発表したと報じた。画像では、もう1人の人質である後藤健二さんが、湯川さんのものと見られる遺体の写真を手に持ち、後藤さんの解放と引き換えに、拘束されているイスラム国のメンバーの釈放を要求しているという。この発表を受け、英キャメロン首相はイスラム国の行動を「耐え難い残虐さ」と非難したのに続き、米オバマ大統領は「湯川さんの残忍な殺害を強く非難する」と述べ、日本と協力していくことを表明した。この報道に、欧米のネットユーザーがコメントを寄せている。

「アメリカ、イギリスの首脳はイスラム国を非難しているが、彼らを止めるようなことは何もしていない」

「政治家たちのやることといったら、話し合いをする、謝罪する、嘘をつく、そんなことばかりだ」

「米英の首脳たちは、黙って行動を起こすべきだ」

「これまでに何人がイスラム国の犠牲になったんだ？非難しているだけでは十分ではないということだ」

「何故、世界の首脳たちは、この残虐な集団に、罪のない人々を最も残酷な方法で殺す行為を続けさせているんだ？誰かがやめさせなければ、彼らはやめない」

「アメリカが軍事的な行動を起こさないのなら、日本主導でイスラム国を攻撃してくれることを願うよ」

「私は名もない人間だが、オバマ大統領とキャメロン首相を強く非難する。彼らがイスラム国の軍事力強化や戦闘訓練に手を貸したんだ」

「イスラム教はこんなことを教えていない。イスラム国のメンバーたちはイスラム教徒ではないし、人間でもない」（翻訳・編集/蘆田）