2015年1月22日、中国メディア・新浪は記事「ESPNキャスターが誤報、錦織圭の年収は約3億元＝失敗を検索サイトのせいに」を掲載した。

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米スポーツ専門テレビESPNのキャスター、クリス・ファウラー氏は、日本のテニス選手錦織圭についてとんでもない誤報を発表してしまった。「年収は約4600万ドル（約55億円）でテニス界ナンバーワンの金持ち」「日本でハンバーガーチェーン『ファット・ニシコリ・バーガー』を経営している」「サッカーチーム『ザ・マツエ・エンジェルス』のオーナー」「香水やウオツカの販売も」といった内容。

実は米国のパロディーサイトに掲載された記事を信じ込んでしまったが故の誤報だ。間違いに気がついたファウラー氏は間もなく謝罪した。だがこの“事件”の与えた影響は大きい。ESPNといえば権威あるスポーツメディアだが、ネットで検索した情報を裏も取らずに垂れ流しているのだろうか。キャスター本人がネットで検索して情報を調べているのだろうか。いやはや、謎は深まるばかりだ。（翻訳・編集/KT）