ネット社会の闇?「地下鉄で居眠りをしてたら、大勢の人に写真を撮られた」と訴え=「目で見たものが確かだとは限らない」―中国ネット

Record China    2015年1月15日(木) 23時43分

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14日、楚天都市報によると、中国版ツイッター・微博に、「地下鉄で居眠りをしていたら、大勢の人に写真を撮られた」と訴える書き込みがあり、話題になっている。写真は地下鉄。

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2015年1月14日、楚天都市報によると、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)に、「地下鉄で居眠りをしていたら、大勢の人に写真を撮られた」と訴える書き込みがあり、話題になっている。

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書き込みの主である24歳の李(リー)さんによると、ある朝、武漢市の地下鉄で居眠りをし、目を覚ますと車両は満員状態で近くには妊婦が立っていた。李さんは席を譲ろうとしたが、すぐに周囲の人たちが自分に携帯電話のカメラを向けていることに気付いた。李さんは地下鉄を降りるとすぐに、微博で次のようにつぶやいたという。

「絶対に数えきれない数の写真を撮られただろう。自分は有名になってしまうのか。明日のニュースの見出しは『不良少年、妊婦に席譲らず』だ。写真に映った私の顔にモザイクを入れてほしい」

記者の取材に対して李さんは「寝たふりをして席を譲らない人がほかの乗客に撮影されて、ネットでさらしものになっているのをよく見かけるけど、まさか自分の番かと思った。でも私は本当に眠っていたんだ」と気が気ではない胸の内を明かしたという。

これに対して、ほかのネットユーザーからは以下のようなコメントが寄せられた。

「(顔をさらすのは)ネットの暴力だ」

「私刑が氾濫している」

「安心して。みんなわかってるから。目で見たものが確かだとは限らない」

「ほかのやつらはどうして妊婦に席を譲らないんだ?」

「撮影しているやつを写真に撮ってアップしてやれ」

「撮ってたんじゃなくて、携帯ゲームで遊んでただけかもしれないぜ」

「妊婦も席が必要だが、疲れた労働者にも席は必要。優先席でない限り、彼が席を譲る義務はない」(翻訳・編集/北田

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