2015年1月9日、韓国紙・朝鮮日報は、中国企業家による北朝鮮ビジネスの失敗は9割方、北朝鮮側が契約を守らないためだと報じた。10日、参考消息網が伝えた。

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元吉林省白山市長白県貿易代表部代表の李東烈（音訳）氏は「北朝鮮当局による合法的な許可証があったとしても、どこかに行くたびに賄賂を要求される。贈賄しなければ原料であれ製品であれ渡してもらえない」と、北朝鮮の腐敗を嘆いた。

賄賂だけではなく、当初約束していた利益分配の約束が守られない、といった約束やぶりも少なくない。あきらめて撤退しようにも北朝鮮側が認可しないと八方ふさがりだ。さらに北朝鮮ビジネスが失敗し帰国を許されない中国人企業家も300人ほどいるという。12年も帰国を許されず北朝鮮で中国語旅行ガイドとして働くなど悲惨な状況にあるという。（翻訳・編集/KT）