Record China 2015年1月12日(月) 23時26分
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10日、米人気女優アンジェリーナ・ジョリーが監督した映画「アンブロークン」が韓国で公開された。日本兵による米軍捕虜の虐待シーンに日本の保守系団体が反発する中、韓国のネットユーザーは「だから世界から嫌われる」などの声を寄せている。資料写真。
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2015年1月10日、韓国・中央日報によると、米人気女優アンジェリーナ・ジョリーが監督をした映画「アンブロークン」が7日、韓国で公開された。 映画には日本兵による米軍捕虜の虐待シーンがあり、日本の保守系団体が反発。これに対し、韓国のネットユーザーは「だから世界から嫌われる」「現実を直視すべき」などの声を寄せている。
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「アンブロークン」は、第二次世界大戦で日本軍の捕虜となった元五輪選手のルイス・ザンペリーニ氏の回想記を基に製作。米軍機の爆撃手だった同氏は日本軍から残酷な虐待を受けたが、信念と勇気をもって生き延びた半生を描いている。
中央日報によると、日本で上映禁止を求める活動に9000人以上が署名したと伝えられたことなどについて、アンジェリーナ・ジョリーは「この映画には美しいメッセージが込められている。捕虜としてつらい時間を過ごしたルイスに敬意を表し、戦争の苦痛を伝えたかった。日本国内の批判は気にしていない」などと述べた。
中国紙・寧波日報は「アンブロークン」(中国語名「堅不可摧」)が中国でも近く公開されると報道。「日本では抵抗に遭い、誹謗(ひぼう)や攻撃さえ受けている」とした上で、「世界で公開され、評価も高い。反省せずに歴史の真相を抹殺しようとする一部の日本人によるこうした行為は唾棄されるべきだ」との専門家の話を紹介している。
戦後70年と重なった映画の公開に、韓国のネットユーザーからは
「日本の蛮行を描いた映画というだけで満足していたが、ストーリーも面白かった」
「日本は自分たちにとって不都合なものは認めない。ドイツ人でナチスの批判を受け入れない人はいない。日本はどんどん世界から孤立すれば?」
「だから日本は世界から嫌われるんだ」
「日本人は逃げていないで、現実を直視するべきだ」
「日本人の論理で言うと、韓国はロビー活動でハリウッドスターに映画を作らせる能力があるということだよね?自分たちができないからって騒いでる」
「日本が騒げば騒ぐほど、米国の映画製作者側の反日感情をあおるだけ」
などのコメントが多く集まった。
「日本の嫌韓ブームがまた拡大するんじゃない?韓国人がアンジーにこの映画を製作するよう頼んだわけでもないのに」
「映画のせいでアジア全体のイメージが悪くなる」
などの意見は“少数派”だった。(編集/KU)
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