Record China 2015年1月15日(木) 2時19分
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10日、中国メディア・新浪は、防衛省が発注した日本初のステルス戦闘機「先進技術実証機」(通称「心神」)の機体納入が3月の期限に遅れる見通し、と報道。中国のネットユーザーは「大歓迎」などのコメントを寄せている。資料写真。
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2015年1月10日、中国メディア・新浪は7日、日本初のステルス戦闘機開発に向け、防衛省が発注した「先進技術実証機」(通称「心神」)の機体納入が、3月の期限に遅れる見通し、と伝えた。中国のステルス戦闘機は殲−20が初飛行済み。後継の殲−31も開発中とされる。“軍事的優位”に中国のネットユーザーは「大歓迎」「ごみになるだけ」などと自信を深めている。
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防衛省などによると、「心神」試作機の機体製造は、三菱重工業を中心に国内の複数の防衛産業が参加し、09年度に始まった。レーダーに映りにくいとされる炭素繊維の電波吸収材を使った機体の組み上げは終わり、愛知県豊山町にある三菱重工の工場で各種機能の試験中。これまでに総事業費392億円をつぎ込んでおり、15年度予算の概算要求には単年度で412億円を盛り込み、開発を大幅に加速させる構えだった。
「心神」について、新浪は日本メディアを引用して「本来は3月に納入する予定であったが、三菱重工は飛行中に停止したエンジンをいかに再始動するか、テストを通して研究することは安全性を高めると考えており、引き続き研究を進めることになった」と報道。納入の前提となる初飛行は1月にも予定されていたが、延期される。
こうした状況に中国のネットユーザーからは
「延期するのは大歓迎です」
「これっておもちゃだろ?」
「小さすぎるだろう。これじゃ何もできない」
「小日本は海軍で頑張れば?空軍は(米国の)F35を買った方が安いって」
「心神なんて名前はパイロットをだますためのものだ。パイロットはこの名前を見て心の中で『これは神だ』と妄想するから、心神というのだろう」
などの書き込みが寄せられた。
膨大な費用が必要なステルス戦闘機開発を支える日中両国の“格差”に言及し
「412億円で何ができるのだ?模型を作ること?」
「ハハハ!経済が悪いのにこんなに資金を投入するなんて、また同じ轍(てつ)を踏むのではないのか?」
「小鬼子(日本人に対する蔑称)の経済力で果たして支えきれるのだろうか?」
などの声もあった。(編集/KU)
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