韓国、米国製ミサイルの発射失敗に賠償要求=米「補償してほしいなら追加費用を支払え」と取り合わず―韓国メディア

Record China    2015年1月7日(水) 9時42分

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5日、韓国・KBSは、韓国政府が購入した米国製ミサイルの発射失敗が相次いだことから、韓国は米国に賠償を求めていると報じた。資料写真。

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2015年1月5日、韓国・KBSは、韓国政府が購入した米国製ミサイルの発射失敗が相次いだことから、韓国は米国に賠償を求めていると報じた。中国新聞網が伝えた。

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報道によると、韓国政府は2010年に米国製スタンダード艦対空ミサイル「SM-2」を84発購入。1発当たり177万ドル(約2億1000万円)で、2010年にハワイ周辺海域で行われた環太平洋合同演習(リムパック)の際に1発発射したが、目標に命中しなかった。さらに2012年の訓練でも2発発射したが、いずれも目標に命中しなかったという。

韓国時報の報道によると、韓国当局はミサイルが目標に命中しなかったのはミサイル自身に欠陥があったからとし、米国に賠償を求めている。これに対し米国側は、「契約には同様の失敗を保障する条項はない」とし韓国側の要求を拒否した。韓国側が強硬的な姿勢を崩さないため、米国は「補償してほしいなら、ミサイル1発あたり54万ドル(約6500万円)の費用を追加で支払う必要がある」と一蹴した。

これに対し韓国側は、ミサイル購入の未支払い分800万ドル(約9億6000万円)を支払わないとさらに強硬な姿勢を示している。(翻訳・編集/内山)

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